アットホームな東川町のアウトドアショップ

フリーランスのアウトドアライターとして30年以上活躍する店主の林拓郎さん。スノーボード好きが高じて、山の近くに住みたいと思い立ち、9年前に北海道に移住されてきました。

旭川空港から車で15分弱、近隣の大雪山へも30分程度と、旭川でアウトドアアクティビティを楽しみたい人たちにとってアクセス抜群の東川町に、「山を楽しむ人のニーズに応えるための場所が欲しい」と2018年にお店をオープンしました。

「アウトドア用品 Transit」と書かれた大きな看板が目印
店内の様子

店内には防寒具やアウトドア用の調理器具といった登山やキャンプに必要な基本的ギアをはじめ、バックカントリーで使用するスプリットボードのスペアパーツなど・・マニアックなものまで様々なアイテムが並んでいます。商品の特徴やコンセプトが分かりやすく書かれたライターさんならではのお手製POPは、読んでいるだけでもワクワクします。

その他にも、スノーボードやスプリットボード、バックカントリーキット、ココヘリの他、航空機利用で高圧ガスの持ち込みができなかった方のために、エアバッグと各社用シリンダー、夏は熊よけスプレーなどのレンタルも行っています。

スプリットボードのスペアパーツもバラ売りしているというこだわり
店内にはレンタル可能なギアも並ぶ

「うちではビンディングのレンタルもやってるんですよ。板やブーツの試乗会はあっても、ビンディングの試乗会ってないじゃないですか。買えば3万、4万もするものを雰囲気だけで買ってしまうのは勿体無い。レンタルをして気に入っていただければ、新品をお取り寄せして、レンタル料金を差し引いた金額で販売しています。」

試乗して納得したものにお金を出していただきたいというのは、普段から商品選びにこだわり、お客さん思いの林さんだからこそできること。

林さん自身はスプリットボードが大好きで、自分で手作りしてしまうほど。将来は東川町にスプリットボードの工房を作るのが夢だそうです。

左:店主の林さん 右:ウレシカオーナー

「お店が閉まっている時でも、電話番号は外に出しているので、どうしても困ったことがあればまずは電話してください」と笑顔で話す林さん。

豊富な知識で悩み事を鮮やかに解決する接客に、心を奪われること間違いなしです。情報交換やちょっとした雑談なども大歓迎とのことで、近くに来られた際はぜひ一度お店に足を運んでみてください。